骨粗鬆症
【一次予防の取り組み】
骨粗鬆症を早期発見し、骨折を起こす前の治療開始を推奨しております。
・50歳以上の女性の患者さんには、初診時に必ず「骨の問診票」を記入して頂き 、骨折リスクを評価しております。
・「骨の問診票」にて骨折リスクがある場合は骨密度検査をお勧めしております。
・骨密度検査にて骨粗鬆症と診断された場合は、血液検査・背骨や腰骨の骨折の 有無をレントゲンで確認します。その後、骨密度の値・年齢・ライフスタイルに合わせた治療薬(内服・注射・点滴)を患者さんと相談しながら選択します。
・他施設での健康診断で骨密度の二次検査を勧められた方は、検査依頼用紙を持参して頂くと当院で精密検査を行うことができます。
【二次予防の取り組み】
骨折を起こした患者さんが次の骨折を起こさないようにすることを二次予防と呼びます。二次予防のための治療を継続できるようサポートしております。
・骨粗鬆症治療開始後は、半年毎に骨密度検査・血液検査を行い、治療効果を評価しております。
・毎月、当院で作成した骨粗鬆症新聞をお渡しして、皆さんに骨粗鬆症についての情報提供を行っております。
・骨粗鬆症治療を継続しやすいよう、注射・点滴治療の方はリエゾンマネージャーが予約・検査日程を管理しております。
・骨粗鬆症治療薬で自己注射を選択された場合は、リエゾンマネージャーが自己注射の方法をマンツーマンで指導し、開始後も安心して継続できるようサポートしております。
その他、骨粗鬆症に関する相談など、いつでも骨粗鬆症リエゾンマネージャーが対応させて頂きますので、お気軽にご相談ください。